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ケアマネジャーとの面接について

2月25日(土)に日本医療社会福祉学会主催のセミナー
” 問いを立てる「医療福祉現場における問いの立て方~文化人類学の視点から~」 講師 磯野真穂先生 ”に参加しました。

ケアマネジャーにおいて、問いを立てることは面接の場面でご利用者様ご家族様とお話しし、現状どのような支援が必要か確認するために行うことです。
初めて介護保険を利用し、緊張の中で相談をしてくださる相談者から本当の困りごとをうかがうには、相談者の言葉に問いを立て確認しながら正確な情報をうかがう必要があります。
そして確認するときには対人援助技術という専門的な技術を用いて相談者がスムーズに話せるよう問いかける必要があります。
面接は1回1時間程度の時間で行います。その中で現状の意向や困りごと、今後の課題や相談者がどういう状況にあるかを知ることはとても難しいことです。
ケアマネジャーは技術と経験、多職種との連携力などいろいろなことを学び支援しています。

今回のセミナーは、「肩越しの視点」という相談者の日常にある視点を考え問いを立てることを学びました。日常はその人それぞれ違うものです。その違いを意識し、相談者からでた言葉をキーワードに問いをたてることで相談者の現状を理解し、知ることができます。
11:00~18:00まででしたが、深く濃い内容であっという間の時間でした。

次回は3月18日(土)に対人援助技術についての講義に参加します。日々勉強です。